田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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家庭果樹を楽しむ

みなさん こんにちは


ブログを見ていただいている方で家庭果樹を育てている方から

コメントいただきました。


ということで、農作業メモです。

今の時期、若葉がドンドン成長していますが、

太陽の光が樹木の中ほどまで届いていますか?



例えばこの柿の木、樹木の姿を盃のように仕立てて、

たくさんの太陽の光が入るようにせん定しています




でも、垂直に勢い良く伸びる枝、「徒長枝」と呼ばれていますが、

これがたくさん出て、大切な小枝の働きを邪魔してくるのです。


そこで、今の時期だからできること。

垂直に伸びたとこの枝をごっそり取り除いてやります。


今なら柔らかいので、簡単にもぎ取れます。

簡単に、スッキリできました。

数年かけてこんな仕立てにしました。Mの英字みたいでしょ。

最初の頃は一気に切りすぎたことにより、木が暴れて困ったんですよ。

いろいろな家庭果樹に応用すると楽しみも膨らみます。


※ブドウの場合は全部垂直に伸びるので、必要な枝はねじって(稔枝)、

折れないようにしてから、横方向に誘引します。