田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

灼熱の土壌消毒、次は作付け

こんにちは


今回は農作業メモです。



一ヶ月以上前のこと。
気温が35度を越えるような毎日が続いていた頃のことですが、


堆肥、苦土石灰、化成肥料を混ぜて畝立てし、しっかり水を散水して
透明ビニールマルチ。


そう、灼熱土壌消毒のことです。



◎こんなに大きくなった通路の雑草でも、簡単に抜けます。
光熱でビニール付近の雑草の根もいたんでいるのです。


その後、どうなったか?


そして秋作の植え付けは?


マルチの中の温度は70~80℃に達していますから、
線虫や雑草の種子などたくさん死滅します。




◎ビニールを取り除くと、表面な乾いてサラサラ。
一ヶ月後なのに、雑草は生えていません。
だから、すぐには種又は植え付けできますよ。


コレが、一ヶ月後にマルチを取り除いた様子です。




通路には50センチくらいの雑草が生えています。
これ、大変だと思いきや、
ビニールから20センチ離れたくらいなら、
軽い力で抜けます。
高温で雑草の根が弱っているのです。



畝の表面は乾いて、亀裂が入っていますが、
これまた、簡単に平らにすることができます。
表面はサラサラなのです。



だから、植え付けはしっかり水を散水して直ぐOK。
勿論、種まきも同じです。


コレはダイコンの発芽ですが、とても元気です。
灼熱殺菌しているから、農薬は必要有りません。
雑草も見えないでしょ。


灼熱土壌消毒は真夏だからできること。
勘違いすると、草が一面に覆い尽くします。
肝心なことは、土壌温度が高音になることですね。


わが家ではコレで秋野菜の種まきを行います。
忙しい時期に重なる秋作物の作付けとの競合を回避できました。



◎御覧ください。元気に生えそろったダイコンです。


たまには、こんな農作業メモを紹介します。




<お知らせ>

田舎の一軒家では、
現在ブドウの通信販売を実施中です。


★市場価格並なのでお書得、新鮮です。
9月末まで承ります。





閲覧、ありがとうございます。