田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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汗・・汗の連続、そしてその結晶(奮闘記の後編)


次はいよいよ脱穀です。


この脱穀はなんといっても機械の出番。
自走式の脱穀機(ハーベスター)を納屋からゴー、GO
エンジンを始動させ、脱穀が始まります。
調子良かったのは最初の2分だけ。


収集袋にポロッ、ポリオっと・・・


どうもおかしい。


エンジンが唸る。


次第にVベルトの焦げくさい臭いが・・・・


あ~~、つまった~~


汗びっしょりになりながら、やっと掃除ができました。


よ~く干していなかったので、ハーベスターの
あちらこちらが詰まってしまったのです。


機械の掃除に半日、
それでも網へ詰まった粉砕物が取り除けない
とにかく乾かしてから掃除するしかない。


どうしよう!!



苦肉の策は手作業です。
バシッ、バシッと

鉄の棒にたたきつけての脱穀です。
長男も手伝ってくれて力一杯、バシッとバシッと・・・

これまた 汗・汗・・



そしてできたのがこれ!


この中に蕎麦がうもってる~っ


それから大きなゴミを取り除き、
またまた数日間天日干しして、
唐箕選で風によりゴミを飛ばして、
やっとソバらしくなりまいた。


これこそ、汗の結晶
これぞソバダイヤ

※稲の籾が混じっていますが、(黒の皿の中)わかりますか?



よ~く干さないと、機械で脱穀できないことを
痛感した脱穀作業でした。


天候に恵まれなかったけど、
立派に育ったね。


この光景はいつ頃まで続いていたのでしょうか?



◎◎◎干し柿◎◎◎


   そば殻で熟成した干し柿ができました。


↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

ご訪問、ありがとうございます。
次回は”ソバの製粉工場と”ソバ殻枕”が登場します。