田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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今でも現役の”縄ない機”

縄(なわ)は農業だけでなく日常生活の必需品だった。
稲わらを材料にして編むのですが、
手で編むと結構きついです。


私が子供の頃、雨天のときや夜になって、
父がコトコン、コトコンと縄ない機を踏んでいましたね。


今ではこの荒縄を販売しているホームセンターも
少なくなりましたが、
農家にとっては大事な資材です。


わが家では山芝の収集にたくさん使います。
そこで、
「使えるかな~」と


納屋の奥から出てきたのが
この縄ない機。


年齢ば80歳をかなり越えているはず。



ベルトが外れたり、切れたり、
途中でガイドが外れたり、


あらら、また縄が切れた。
トラブルの連続です。


こうやって巻き取ります。


巻取り機の片側を外して、
ひっくり返し、

縄通しの溝を利用して、
縄でしっかり縛ると出来上がりです。


やっと小さな一巻きができました。


懐かしく思ってくださる方もいらっしゃるかな。


いつもご訪問、ありがとうございます。