田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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大株のムクノキの薪割りで一段落

春の訪れで薪作りも大詰め



今回は最終回


株元の長径80センチのムクノキの薪割りです。
白っぽいのは、雪とノコクズ


使用する斧も、
鋭角で先の切れ味の鋭い斧と
やや鈍角でスパッと割れる斧です。


左から斧、クサビ、槌


これだけ大きな幹となると、
通常のクサビで2つに割って、次は斧で・・・
なんてこと無理❢❢❢


株元付近になると垂直の力に加えて
風による横方向の力が集中するでしょ。



だからギュッと締まっていて、


斧は勿論、クサビも


はじけ飛びます。


だからチェンソーで半分位まで切り込みました。


それからクサビ打ちです。


それでも大きな槌でガンガン・・



クサビの刃が入らない時には、
鋭角の斧で
木目に沿って、エイっと


通常ならここでヒビもはいるのですが・・・
やっとできた斧のキズにクサビを


カン・カン、


カン・カン


すると
ある時から音が鈍くなる


やった~


新たにできたヒビに、
二本目のクサビを打ち込み


カンカン・・


やっと2つに割れそうに縦割れヒビが入る。


でもクサビが抜けない~~
だから大型のバール(釘抜き)が必要


株元近くになると、この一切りの重さは
2~3キロあります。




そこで120センチの大型の釘抜き


てこの応用でやっとクサビが抜けた。


このクサビで反対側のヒビから割っていく。


重量が40キロか50キロか?


とにかく転がすだけでも大変です。
新しいヒビを見逃さないようにと



こんな繰り返しなんですよ。


だから割れた時のホットする気持ち
解るでしょ。
こうしていくつかの小分けにして


やっと通常の薪割り感覚に


このひと山で1000キロ位かな?



たくさん割れた日は爽快です。
小雪が舞うときでも
爽快な汗です。


いつもご訪問、ありがとうございます。