田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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大粒ブドウの種無しって

前回は古来のベリーAという中粒の種無しの紹介
でしたね。


興味のある方へ続編です。


小粒種のデラウェアに種があると、
食べるときとても面倒ですね。
「なんとかして種を無くしたい。」
その思いからいろいろ研究が進んだのでしょう。


品種によって方法が異なるのですが、
種無ししやすい品種とそうでない品種があります。


ここで一例をご紹介しましょう。


大粒種で比較的種の抜けやすい品種の一例ですが、
開🌸後の一回だけ。


そのタイミングは、
この時
(果粒がマッチ報の先の大きさ)


①ジベレリン濃度もベリーAの四分の一。


②補助剤として🌸カスが取れやすいように混合します。
これは病気予防のためです。


③そのほかに果粒を大きく、また着果安定のために補助剤を混合します。
つまりジベレリンのほかに二種類の補助剤を使用します。


これであとはお天気と神様にお任せ。
タイミングや濃度はとても大事


うまくできなかったら


取引お値段は
おそらく三分の一かな?
というより、岡山の産地では
種が残っているブドウはワイン用でも
ほとんど流通していないと思います。

いつもご訪問、ありがとうございます。