田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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田舎でもオール電化、でも蒸し器は古来のカマドが活躍!!

  我が家はオール電化です。

 とはいっても最近のことで、I Hにもようやく慣れてきたようです。
高齢の母は「今まで愛用してきた圧力鍋が使用できない、以前より
加熱時間が長~くかかる。」とつぶやいでいます。でも、今までの
ガス調理器具より、火災の心配が格段低くなったと思います。
 メーカーの説明では、給湯もCO2を利用した給湯システムのため自然に優しく、
今までよりも消費電力が少なく、しかも深夜電力利用(単価が3分の一強と安い)とのこと。
  問題点として、I Hの場合は蒸し器が使いにくいです。機器が高温になるので、
保護回路が働いて、なかなか蒸し上がらなくなります。


 そこでまたまた古来のカマドが登場し、餅つきをはじめとする蒸し調理に活躍します。
昔は重宝されていましたが、現在は珍しくなりました。
旧正月の今日も、これを使って豆餅を作ります。
 カマドを使うと例えば タケノコの水煮ではまろやかな仕上がりとなります。
また、手作りコンニャクの場合も同じです。
自動化できないのが欠点ですが、これも田舎のできる技の一つです。

オール電化、薪ストーブ、太陽光給湯システム、古来のカマドと、
多彩で、また対照的な組み合わせは珍しいでしょう。