田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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粒間引きって大変・・・ブドウ

5月末に開花したオーロラブラック


混み入った枝、余分な脇芽や巻つるを取り除くと、


そこにはこんなにコロッとしたブドウの姿



今年も大粒です。


花がついていた後はまるでおへそみたいでしょう。


ぎゅうぎゅう詰めですから、


粒を間引かないと破裂しそう・・・



一方、


こちらは6月5日ごろに開花した瀬戸ジャイアンツです。


ご覧のようにたくさんの粒が密集しています。


マッチ報の先くらいから小豆の大きさまで


中央部まで密集しているのです。



これからだんだんと粒を間引き、


袋掛けの頃には35~40粒くらいまで


ハサミでチョキ、チョキと


とっても大事な粒間引きの作業です。


もったいないと思いませんか?


でも、このままだと粒が大きくならないばかりか、


破裂してしまいます。


おいしいブドウをお届けできるのは9月下旬のこと


その変身した姿をご期待ください。



いつもご訪問、ありがとうございます。

今がシキビの挿し木の適期

何度も、何度も失敗しながらも


少しづつ増やしているシキビ(仏花)


真夏に早朝の水やりを忘れたとき、


ハッとすることがあります。


このシキビの挿し木、


簡単は発根してくれません。


でも昨年挿し木したシキビが、やっとここまで



上の画像は二年前にイノシシに掘り返された数本の挿し木苗と混植
下は、昨年挿し木して発根した挿し木苗です。




昨年の挿し木苗の中にはほとんど根らしきものがないものもあります。



昨年の挿し木は100本。


そのうち発根して仮植できたのは孫半分ですが、



上出来です。




そこで、今年もトライします。


発根促進剤ルートンと


栄養剤メネデールの助けを借ります。



それでも簡単には発根しません。


まるでやんちゃ坊主みたいです。


やってみたいと思われる方、今が適期ですよ。


いつもご訪問、ありがとうございます。

四方八方へ・・メークイン



ちょっと試し堀りをと


畝を覆う黒マルチを破ると、


目の前にお芋さんが・・・


全く土をかぶっていないお芋さんです。


株元は左のほうです。


まだ薄紅色の花が咲いている株も残っています。



長いへその尾みたいな先に、しっかりとついていますね。


前日に掘った男爵(だんしゃく)や晩生種の出島のお芋は


株元付近にできますが、


四方八方に浅く広がってできるのがメークインの面白いところ。


お芋さん同士が重なりません。


馬鈴薯にも個性があるのですね。


さて、魔法の筆さんはこの配置、初めてカモ


いつもご訪問、ありがとうございます。