田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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袋ぶせて、ホット一息

ブドウに袋をかけました。


ここまでが大変でした。


ここまでの流れはというと、


まず、房の数を制限し、

房の形にして、

種無しジベレリン(植物成長ホルモン)処理をして、

果粒が大きくなるようにジベレリン処理して、

粒の肥大に合わせて徐々に粒を間引き、

やっと袋掛けです。



ここ岡山でも本年は高温で梅雨が長かったため、

病気対策が大変でした。

例えば、「うどんこ病」といって、白い粉のようなものがついて、

コレがやがて黒くなり、全くダメになってしまうのです。

しかも、園内全体に蔓延するのです。

 適切に予防できなかったら全滅です。


その危機を乗り越え、やっと袋掛けができる。


安堵の気持ちっていうのでしょうね。


最初の写真の中に3種類、・・・赤印、青印、茶色袋

次の写真には4種類の品種。・・・赤印、青印、茶色袋、無印

にぎやかでしょう。


袋は迷わないように、品種によって変えているのです。

こうしてみると、色々な品種が混在しているでしょ

今年は、栽培が難しいと言われる「瀬戸ジャイアンツ」が良いかも。

皮ごと食べられる・・・いうキャッチフレーズの緑色の高級品種です。