田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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灼熱を乗り越えて…キュウリ

空にはどんよりとした雲が漂っている。
でもほとんど雨は降っていません。
昨夜までの強風はウソみたいな夜明けを迎えました。


よかった。
たぶん、ブドウも稲も大丈夫だろう。



さて、こちらは
7月24日に種まきしたキュウリです。
このころ植える種子代は一粒いくらと、
とっても高い!!



これを100粒、
一株に2粒ずつ植えます。


今年の夏は尋常ではない。
だからポットで苗つくりしました。


何度もふにゃふにゃになりながらも、
なんとか育ちました。


移植直後は
特に慎重に日よけを。

数日前の姿ですが、
ここまでくれば安心。


一日中日陰では貧弱なヒョロヒョロ苗になる。
かといって、
この夏の照り具合ではゆでキュウリになる。
だから今の時期のキュウリ苗は
販売されていませんね。


秘訣は、
朝の3時間くらいは日にあてて、
お昼前には日陰に移動させる。
日覆いだけでは温度が高すぎるのです。


水は朝夕、小刻みに。


ほんの1~2時間のことで
苗が全滅ってことが珍しくない。


二・三度のピンチ


のそんな夏を乗り切って
ここまで育ちました。


これから先の成長は驚くほど速いのです。



これからの種まきなら
まず大丈夫。

やっぱり地はいキュウリは強いな。


それから、今年の目玉!!


虫よけには農薬でなく、


信じていただけないかもしれませんが、

ユズ皮の浴用剤をパラパラ。


見事に虫よけできたよ。



いつもご訪問、ありがとうございます。
※次回はいよいよブドウの紹介です。