田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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これが純天然の、手作りコンニャク!!

お刺身でパクリ



おいしそうでしょう。


手作りの田舎コンニャクです。
そば殻から作る”そばアク”を使いますので、
コンニャクソーダなどの化学品は一切使用しません。


その作り方を大公開します。


今回の流れは、
生芋を蒸す➡つぶす➡こねる➡そばアクで固める➡
固まってから水煮➡冷水に浸す


※最初に生芋をつぶしてから加熱する方法もあり、
味も食べた感じもかなり違うのですよ。


使用する材料は
コンニャクの生芋一キロと
そばアク
をお玉杓子で10杯だけ


このそばアクは、自家で種まきから作るそばの
たくさんの葉や茎を半日かけて燃やして作ります。



また、コンニャク芋は品薄、しかも保存温度が大事なので
薪ストーブの近くに置いていました。


ほら、もうこんに芽が大きく育ってる。



固まるかな~


まず皮や黒っぽいところをカットしますが、
生芋はかぶれやすいので手袋は欠かせません。


薄切りして、ヒタヒタ水を入れて、
圧力釜なら10分


ほ~ら


これをミキサーでブ~ンと



大きな器でコネコネ~


いよいよ


そばアクの出番です。



混ぜ始めるとボコボコの塊ができ始めます。



この調子ならいける!!!



さらにコネコネ



ボールに移して固まるのを待ちますが、
空気を残さないように、そばアクでペタペタ。


一時間。二時間


それからお湯で茹でるのですが、
ここでもまったりの薪釜の登場です。



沸騰して茹であがるときには、
沈んでいたコンニャクは浮いて


大きく硬くなっています。


これは☟丸型コンニャクの出来上がりです。
薄切りして、お刺身でどうぞ召しあがれ。
透明感があって色白でしょ。



これを冷水に戻しておくと


あら不思議


元の大きさに戻って


まさにコンニャク
色白のコンヤク1が出来上がりましたよ。



※市販されいるコンヤクにはゴムっぽく、
寒天やコンヤクソーダなどの化学的な凝固剤が使用されています。
また少し皮を残して調理すると色も黒っぽくなります。


いつもご訪問、ありがとうございます。