田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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影の立役者は、・・・・

この季節
田舎の一軒家では、なにやらモクモク


そう、籾殻焼きです。

これが土づくりの秘訣です。

わが家にとっっては
影の立役者なのです。


”スクモ”って呼んでいます。


籾殻(もいがら)です。


これを焼きますよ~



点火から消火まで、丸一日かけて、
炭のようになると、出来上がりです。



この時の煙がなんともけむたいです。
木酢液の臭いです。


煙の中では息を止めていないとダメ。



やがて
すそのあたりが黒くなってきました。
内部の、空気の少ない環境で焼けるのです。



何度もかき混ぜ



気をつけないといけにこは、
確実に消火すること”❢❢



しっかり水を掛けて消えたと思うと


危ない。


更に24時間経過しても、


またまた244時間経過しても、
安心してはいけない。

翌朝、こんなに霜が降っていても
油断できない。


中には火の粉が残っています。


それが焼き籾殻作りです。
縁の下の力持ち、


焼き籾殻の出来上がりです。



お米の、2枚に分かれる外皮が籾殻ですね。
これが土作りに役立つとはいうものの、



でも、リグニンが含まれています。
つまり木材と同じようなもので、
植物の生育にはマイナス。
雑草を抑えるには便利ですが、
そのままでは園芸資材に塚wませんね



だから燻製(くんせい)して、
つまり”炭”にするのです。



そうすると、土がふっくらすることはもちろん、
保水性、通水性、保肥力もぐんとアップします。
有用な微生物のためにも最適な環境となります。




まるで万能の土みたいですから、
家庭園芸が大好きな方は
よくご存知ですね。


今回は、農作業の一口メモになりました。
いつもご訪問、ありがとうございます。