田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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蕎麦の香りを思い浮かべながらの「ハゼ組み」

蕎麦の刈り取りができました。


これから「蒸らし」です。



蕎麦の実は脱粒しやすいので、


朝露が残る早朝から始めて丸二日


手鎌で刈り取った後は稲わら三本で小束にします。


それからハゼ架けします。



その目的は


半熟の蕎麦の実を登熟させるとともに、


脱穀作業に備えての日干しなのですが、


おそらく、


茹でたときに広がる蕎麦の香りに結びついているのだろうな。


そんな思いでのハゼ架けでした。



穂先を突き合せて組みます。


こうすると蕎麦の実がよくわかるでしょう。



二段に架けて、


その上にビニールを掛けます。


昔は稲わらで作ったこもなどを掛けていたそうです。


一カ月先の脱穀が楽しみです。


その際には、手打ち蕎麦のご案内をします。


葡萄をお買い求めいただいた方、


お見逃しなく


いつもご訪問、ありがとうございます。