田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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そば柄を焼いている。いったい何故?(クイズ)

前回には蕎麦の仕上げ作業’(ゴミ取り)で、


唐箕(とうみ)選を紹介しましたが、


次は脱穀したあとの蕎麦の乾いた茎をどうするか。



5アール分ですから、その量は運搬車に山盛りあります。
半日がかりの作業です。



今回はある目的のため、そば殻を焼くことにしました。


そば柄のアクをとるのですが、、


その目的はいったい何でしょうか?
(続きは文末へ)



どうするかというと、


① 鉄板を下に敷いて、その上でそば柄を燃やします。



② 焼けて灰になる前のそば殻をすくって、
バケツの中の水ににジューン



③ これをろ過します。高熱なので慰安わらを使ています。



④ これを繰り返して、蕎麦アクが出来上がります。
  この下に青葉アクがしたたり落ちています。


⑤ 濃い蕎麦アクにして、ろ過や沈殿を待って
上澄み液を利用します。


さあ、繰り返しですが。


その目的は?


一番 清掃のときに、家具や電気製品の汚れを拭き取る。


二番 蕎麦打ちした蕎麦を茹でるときに、茹で水に
   わずか加えて、風味を引き立てる。


三番 コンニャクの天然凝固剤として使用する。


さあ、いったいどれが正解でしょうか。
難問です。三択問題でないかも。


※手打ち蕎麦をご注文の方に限りますが、
正解者には粗品を進呈します。


いつもご訪問、ありがとうございます。