田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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干し柿を蕎麦柄で収納

干し柿を作られている方もだんだんいらっしゃいますね。


おいしく仕上がるのが楽しみですね。


その証ともいえるのが
うっすらと吹いてくる白い粉(果糖)


早いもので、ほんの少し浮いてきました。
濃い色の干し柿をよ~くご覧ください。



それをさらに良い環境にと



蕎麦柄で挟んで収納しました。


蕎麦柄の代用品として新聞紙で包んでも良いでしょう。



この吊るし柿は
ビタミンA、植物繊維を多く含み、
脳卒中や高血圧予防のカリウムが増えますし、
また、胃腸を丈夫にして内臓を温めてくれる働きも期待できるそうです。



さてさて、干し柿と蕎麦柄の相性ですが、


実はなぜ良いのかかわからないのです。


でも、白い粉(果糖)が浮かび上がってくるのが楽しみです。



ちなみに蕎麦柄は種まきからの自作です。
生育期の様子、


刈り取り後に蕎麦の後熟のための蒸らしの風景です。


蕎麦は手打ち蕎麦はもちろん、
その他そば殻は蕎麦枕や、
コンヤクの天然凝固剤にも活用できます。



現在では輸入そば玄麦は国産の三分の一の価格ですから、
蕎麦の自作はお目にかからなくなりましたが、
この光景は昔の田舎生活を思い起こさせますね。


いつもご訪問、ありがとうございます。