続>蕎麦を”むしろ”で天日干し
前回は蕎麦を脱穀して、
さらに唐箕(とうみ)を使って
ゴミや充実していない粒の除去作業を紹介しました。
でも、大きな茎の切れ端は取り除くことができません。
そこで”ふるい”での揺動(ようどう)作戦です。
横に振りながら比重の軽いゴミを浮かせて取ろうと
それからが最終仕上げの乾燥作業です。
昔ながらの”むしろ”での天日干しです。
粒を歯でかんでカチンと割れるようになったら出来上がりです。
その天日干しの光景はこちら
これで終わりかな~と思いきや、
実は、脱穀機の内部に残っていた籾が混じっていたのです。
これはやっかいで、手作業によるしか方法がありません。
脱穀初めの20キロくらいの中から一粒ずつ・・・
製粉業者さんに尋ねたら「少しくらいなら大丈夫」とのことでしたが、
二人がかりで、二日かけて取り除いたのです。
脱穀前の掃除が大事なことを思い知らされました。
でも豊作で、
元気に蕎麦つくりができたことがなによりです。
さて、みなさん
品種の違いが見分けられますか?
最初の画像が岡山県産在来種
次はヒタチアキソバです。
ヒタチアキソバのほうが少し色が濃く、粒の大きさもそろっています。
蕎麦の収穫でさらに年の瀬が近づくことを感じますね。
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