田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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続:種無しブドウ

前回は種無しになる原理をお知らせしましたね。


これで種がなくなると、


粒を太らせる働きの種子ホルモンが出なくなっちゃいますね~


そこで、二度目のジベレリン処理を行います。


これはブドウの細胞そのものを太らせようというので、


そのタイミングがこの時です。


時期でいうと満開から10日~15日、


粒の大きさでは大豆くらいになったときです。


これがその時(満開から10日後)です。


二度にわたって種無しブドウのお話をしましたが、いかがでしたか?


これから先は房の形を整えながら、


だんだんと粒を間引きます。


今回お届けしているブドウは安芸クイーンという品種ですが、


瀬戸ジャイアンツはようやく花が咲き始めたばかりと、


品種それぞれ特徴があるので、結構楽しいものですよ。


では次回は一か月先、大粒になったときにお目にかかりましょう。


いつもご訪問いただき、ありがとうございます。