田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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蕎麦アクで純・天然手作りコンニャクをと・・・

コンヤクの生芋から作る手作りコンヤク、


その凝固剤は


コンニャクソーダ(炭酸ナトリウム)もしくは消石灰(炭酸カルシウム)です。


最終工程で水煮してその成分を除去するのですが、


わずかながら抜け切らないえぐみが残ります。


じゃあ、そば殻から天然の凝固剤を作ろう。


わずか十円玉数個(生芋一キロ当たり)で購入できる化学凝固剤の代わりにするのが、


今回紹介する蕎麦アクづくりです。


小雪が舞う、寒い日の物語です。


①そば殻を燃やして、赤く焼けた火を水にジューン


②燃えカスをろ過します。



沸騰しているので、この時に使うのは稲わらを使います。


ろ過器具は自家製です。



③全体的にはこんな様子です。



④アク水はさらに布越しし、



⑤出来立ては黒っぽいですが、


一昼夜すると薄褐色の上水が分離するので、
翌日にこれを薪窯でどんどん煮詰めて濃くします。


こうして10アール分のそば殻で3リットルくらいできるでしょう。


純天然の手作りコンヤクはいかがですか。


これぞ、田舎の一軒家/こだわり農家のこだわりです。


いつもご訪問いただき、ありがとうございます。