田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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⑩ 点火の前に

 このシリーズもあとわずかです。燃料についてはよく尋ねられるので補足します。


  燃料には”よく乾燥した薪”を使用しますが、言いかえれば、
2年間乾燥させた薪です。乾燥していれば直径10cmくらいなら、
割わなくても大丈夫です。


 先日、切ったばかりの薪と乾燥薪の重量を比較してみました。
似たようなものを選んで計測すると、乾燥した薪の重量は約6割でした。


 また、松やひのきなどの場合は煙突内部への油分の癒着、
竹は急激に温度が上昇するので点火の際に少しだけ使っています。
当然ながら、建設廃材は合成樹脂などが含まれているので適しません。


 数量については、⑤で2~3トン準備すると書きましたが乾燥した薪で、
対象のフロアーは横長~いので扇風機を使用してホンワリ温かくなるように稼働させ、
スポット暖房として石油ストーブを併用します。

★これはステンレス製の煙突の接合部です。
堅いので切断作業は難しiいです。



さあ、次回はいよいよ試運転です。