田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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津山さんの養魚場  ホンモロコ

津山さんが手がけているもう一つのこと。
それはホンモロコの養魚場
しっかり探してくださいね。


トウモロコシのような名前ですね。。


琵琶湖で養殖されている淡水魚です。
春に卵からかえった稚魚は、晩秋には15センチくらいに成長し、
食卓に登場します。



その産卵から稚魚の水槽はこれです。



その餌はミジンコで、
水槽の底が黒っぽいのはミジンコの餌となる
鶏糞です。
ミジンコは小さな毛が集まったようなものなので、
カメラに写りませんでした。


谷川から自然の山水を取り入れているので、
ミジンコを入れ、さらに増やしているのですね。
初代の産卵池は休校田を利用して、
スコップで穴掘りして作られました。


熱意を感じますね~


大きくなった稚魚は
やがて養殖用の餌を食べるようになるそうです。


餌をまくとあちらこちらから泡がぶくぶく・・・・


お魚たちが集まってきました


池はいくつか作られ、
こちらは、
すっかり大きなっているでしょ。



育てるにあたって水の流れ具合はもとより、
・産卵しやすいようにシュロの樹皮を浮かべますが、
・いつ卵からふ化するのかわかりにくい~
・親魚が産み付けた卵を食べないように移し替えし、
・カエルや鳥から守ってやる。
・翌年春の産卵準備もしておかなくては~


などなど、お世話も忙しいとのこと。
だからホンモロコを見る目が優しいのですね



いつもご訪問、ありがとうございます。
次回は津山さんが届けてくれたシキビのお話。