田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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どうすれば・・・ヌートリアの被害

<はじめに>
 田舎の”農”がどんどん後退する一方で、鳥獣被害は深刻になっています。
今回はショッキングな画像が含まれていますが、思い切って紹介させていただきました。
ご理解と、画像の転送や複写は厳に慎み願います。



今年の稲作は頭を抱えるばかり・


🔵育苗箱の時には温度が高すぎて・・・


🔵田植え直後にはシラサギが浅植の苗をかき回したため苗が水に漂い、


🔵やっと順調に生育を始めたかと思うと、今度は
ヌートリア


毎晩のようにやってきては畔際から稲を食べていきます。


その後には一本も稲が残っていません。


水たまりの列が残るだけ。


これはヌートリアの足跡、尾の跡


もちろんトタン板で防御しているのですが、


とても防ぎきれません。


その水たまりだけが毎日、だんだん増えてきている。


このままだと、壊滅になる。


そのため、猟師さんにお願いしました。


毎日、おびき寄せるための寄せ餌の人参を・・


そして猟師さんによる捕獲かご、捕獲罠


それから5日後、


一匹の大きな雌のヌートリアを捕獲


簡単には捕獲できないので、やれやれと思ったのですが、


猟師さん曰く、


「まだ雄と、子がいますよ。」


安心するのはまだ早いとのことです。


そういえば上の田の畔際の様子がおかしい・・・・


どうすればいいのだろう?


今回の捕獲の成功で壊滅こそ逃れられたと思いますが、


どうやら大変な稲作になりそうです。


いつもご訪問、ありがとうございます。

ジューン・フラッシュ 「今やらねばいつできる・・・・

中国地方の梅雨入りは5月15日でした。


いつもの年よりも一カ月近く早い梅雨入りです。


☂と高い気温で植物は一斉に生育しますが、


その育ち方は爆発的で、ジューンフラッシュそのものです。



中でもタケノコの生育スピードはすごいです。


ついこの前までタケノコだったのですが、


アッという間に若枝で密集




もうこうなったら途中切りで・・・


なんて猶予はないです。


とにかく切らないと。


人間国宝の彫刻家:平櫛田中(ひらぐし でんちゅう)先生の名文句


「今やらねばいつできる。


わしがやらねば、だれがやる。」


そこで草刈り機をブンブン~


倒れてくる若竹をかわしながら・・・


ガツ・ン、ガツンとヘルメットへの衝撃も・・・


目算で1000本


スッキリしました。

※道路から3~4メートル幅の若竹を切り倒すと、
足元には若竹が踏み場もないほど重なり合って倒れています。


この後、太い若竹の切り口にに除草剤を注入し、


爆発的な生育を抑えます。


皆さんの近くにもこんな厄介者の若竹林はありませんか。


この作業では草刈機は高出力で、刃は強靭なものが必要です。


いつもご訪問、ありがとうございます。

今のブドウの姿、個性的ですね

今回のブドウの今シリーズ第三弾で魔法の筆さんが選んだのは


オーロラブラックでした。


魔法の筆さん、


なぜピオーネ系を続けて選ばれたのですか?


今度は欧州系のブドウかなと思っていましたが・・・


そこで、まずはオーロラブラックです。



これは二週間前の、第一回目の粒間引き後の姿です。


なぜかというと、前回アップしたこともあるけど


この時期ですでにオーロラブラックの特徴がよ~く現われているのです。


粒が球形で、頂部にポツンと花の落ちた跡


また、カボチャに似た粒を見かけるかも・・・


魔法の筆さんが描かれたオーロラブラックはこちらです。



一方、


こちらは欧州系のブドウですが、


ピオーネ系とはずいぶん様変わりしています。


まず冬ブドウの紫苑(しえん)


そして次は人気のシャインマスカット

いづれもこれからっていう感じですね。



成熟まであと二か月、


待つこととは長いですが、


袋を掛けて待ちましょう。


大変身しますよ。



いつもご訪問、ありがとうございます。