田舎の一軒家/こだわり農家

自然の恵みを土づくりに 活かし、作物を元気に育て、自然の風味と素材の味を引き出すことは簡単なことではありません。
しかし、農薬や化学合成肥料などに頼らないことにごだわり、小さな農家だからこそできる昔ながらの農法を実戦しています。
 ブログでは田舎生活の安らぎや醍醐味を紹介しながら、農作物の生産便りをお伝えします。  

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ノー家のおじさんの、下手な解説「柿のせん定はいつするの?」

みなさん こんにちは


いつもブログ見ていただき、ありがとうございます。。

先日も、柿のせん定(剪定)はいつすればいいの?

お尋ねがありました。


はい、分かりました。

とはいうものの、私の解説はくどい。長過ぎるなんて

ご批判が来そうですが、我慢してください。

乏しい知恵ながら、しっかり絞ってお答えします。




メインは柿の木が休眠している12~2月がベストですが、先日のブログは

今の時期に行う(夏季せん定といいますが、)補足せん定と考えてください。


混み合って太陽の光が入りにくい場所に、できるだけ光が入るようにと、

垂直に勢い良く伸びている徒長枝が、栄養や光をさえぎっていることが多いので、

思い切って取り除くと良いですよ。

(又はねじって曲げで充実した枝に育てる:稔枝)



あとは、園芸ファンの方へ私の思いつきを走り書きします。


<柿の冬季せん定のポイント>


その一は全体の樹形を

 木の中心部まで入るように樹形を描きながら太い幹から

順番に、例えばMの文字を描くように大きな枝が交互に配置できるように、

これから手がけようとする場合は年々段階的に進めるといいです。



その二は、冬季せん定で残す枝を少なめに

  柿の芽には花芽と葉芽があり、花芽は枝の先端部分にでき、

葉芽は尖って見えますが、花芽はふっくらして大きいです。

その花芽から伸びた枝から✿花と葉がでてきますので、(混合花芽)

冬季に行うせん定の時には多くの枝を残さないようにしましょう。

 実際には、前年が豊作のときには花芽が少なくなるので、

どうしても残したいと思いしますね。私も。

 特に柿の葉は大きいですから、今の時期に不要な枝をカットしてして

やるといいですよ。


その他のせん定の様子を紹介しましょう。



右側がビワの木、左が銀杏(いちょう)3本です。


・まず、の事例ですが、左のビワの樹木の内が真っ暗

やっと扁平な樹姿に仕立てられたのですが、2年せん定しなかったの

光が入らないくらい茂って、ビワの実は表面だけに。



・左の銀杏は樹勢がすごく強いので、5年くらいかけて

横へ広がるように仕立てしてきました。



こちらは収穫直前の梅の木。

一年中で最も茂っているこの時期でも、透けてみえるようにせん定すれば、

中の方まで梅の実ができます。



ほらっ  こんなふうに




梅のとんでもないせん定光景が


先日のこと、梅を収穫した後、枝をバチバチ切っている光景を見ました。サツキの花が咲いた後に新芽をカットしますが、その光景そのものです。

切った柄には、来年の実をつける花芽がすでにできつつあり、そのための栄誉を蓄えていくのです。だから、今カットした部分には来年は実ができないでしょう。

 とはいえ、あまりも混み合っているのであれば、

まず徒長枝を、枝の付け根から間引いてやればいいでしょう。

 



次回は水車、その次に梅ジュースをアップします。



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↑ ↑ ※10Kg→6KGに変更しました。(〆切は6月30日です。)

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